カムラ
前回は色の認識にはズレがあるという話をしました。
人の色認識においてまだ技術でカバーできない部分もありますが、使用するツールによっては映像制作時になるべく色のズレが起こらないようにすることができます。
ただ、映画やCMなどの編集やグレーディングに適した編集室にするには視界に入る壁やカーテン、照明の色温度などにも映像の色を評価する上で気をつけなければいけません。それは個人制作に関しても同じですが、さすがにすべてキチンと整えるのにはコストがかかりすぎます。
ツールとしてなるだけコスト高にならないよう、今回はモニターを整備すること、撮影からグレーディングまでで正しい色に近づける方法をまとめます。