アールテクニカ地下ガレージ

アールテクニカ株式会社の製品開発・研究開発・日々の活動です

M5Stackを試す2 (環境構築編)

前回は、M5Stackとはどんなものなのかに触れました。今回は、その開発環境についてまとめてみます。

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M5StackのコアはESP32というSOCなので、開発環境も他のESP32ボードと同じです。代表的なものは、ArduinoとMicroPythonです。ESP32専用のものとしてESP-IDFがありますが、やや上級者向けで、ツールチェーンと言えるものです。今回はこれら代表的な環境について取り上げます。また、M5Stackを汎用のESP32ボードとしてセットアップするより、M5stack用として公開されているものを使うほうが断然便利ですので、その説明がメインです。M5Stack専用の独自な開発環境も開発が進んでいますが、それらはどちらかというと(今のところは)教育用途と捉えたほうがよさそうです。

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M5Stackを試す1 (はじめに)

M5Stackというプロトタイピング環境がMakerの間で人気です。
ArduinoやRaspberry Piのような基板むき出しのボードでなく、ケースに入ったモジュールでありながら拡張性は失われていないのが特徴です。コアにWifi、Bluetooth機能を搭載したESP32というSOCを使っているためIoT向けな構成となっているうえに、ディスプレイやボタンも搭載されており、プログラミングだけですぐに何かを作れる気軽さも人気の秘密かもしれません。中国・深センのスタートアップにより開発されているのですが、日本の人気がずば抜けて高いそうです。この人気のM5Stackを何回かに分けて取り上げてみます。

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CUDAインストールで発生したnVidiaドライバの不具合と解決方法

Author

羽田

Linux(Ubuntu 16.04) 上で CUDA9.1 をインストールしたところ、CUDA のインストールの途中で nVidia のドライバが更新された結果、画面が表示されなくなる不具合に遭遇しました。最終的に単純な方法で解決したのですが、Linux上で発生する以下の不具合も交えて対処方法をまとめてみました。

  • GUIが表示されない状態や低解像度で表示されてしまう状態からの復帰
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アニソンを知る技術

店舗やクラブなどで気になる曲が流れていたらShazamなどの音楽識別アプリを使い曲名を探すことがあると思います。
アニソンの場合、曲名よりも何のアニメで使用された曲なのかが重要であることがあります。
そこで、音楽識別サービスAPIを使って曲名を取り出し、曲名を元にネット上のデータベースサイトから使われているアニメを割り出す、ということをやってみます。

音楽識別にはGracenoteのAPIを使います。
Gracenoteは音楽識別技術や音楽のメタデータを提供するサービスで、iTunesやSpotifyにも使われているそうです。

今回はGracenoteの音楽識別技術を使うためのアプリ開発用SDKであるGNSDKを使います。

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【ラズパイ音源化計画(2)】pisoundのセットアップとMODEPのインストール

 Author

コイデマサヒロ

前回はpisoundとMODEPを紹介しました。今回はセットアップについてまとめます。開発元が公開している情報に沿えば簡単にセットアップできますが、それだと少し古いRaspbian Jessieです。おそらくJessieの方が安定していると思うのですが、Stretchで動かすためマニュアルセットアップについてまとめます。

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