アールテクニカ地下ガレージ

アールテクニカ株式会社の製品開発・研究開発・日々の活動です

画像の代表的な色を抽出する

アールテクニカ学生スタッフの松下です。
佐賀大学の理工学部で情報系を専攻しています。
大学でC++をやったり、趣味でPythonを書いたりしています。

今回は、画像の代表的な色(以下、「代表色」)をPythonのライブラリを使って色々なアプローチで抽出してみます。

代表色はAdobe Color CCからでも抽出することができます。
color.adobe.com
今回はこの仕組みを目指して再現してみます。

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iOSのOpenGLのdepricateに対する対応(cocos2d-x)

先日リリースされたiOS12から、OpenGLはdeprecateにされました。
OpenGL ESの非推奨化

OpenGLを利用しているゲーム・アプリは、Metalに対応せざると得ません。
cocos2d-x などで単純なスプライトやパーティクルの表示しかしていない場合に、なるべく簡単に移植を済ませるにはどうしたら良いでしょうか?

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RealSense D415/D435のデバイス情報を取得する

Author

中村@アールテクニカ

Intel RealSense SDK ver 2に含まれるサンプルコードにはデバイス情報の取得やパラメータの変更についてのコードはありません。
RealSense Viewerのソースコードにこれらの情報を取得している箇所がありますが、全体のコード量が大きいのでこの辺りの処理を簡潔にまとめたいと思います。

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VRWorks 360 Video SDK in Windows

Author

羽田

「VRWorks 360 Video SDK」とは nVidia からリリースされているVRコンテンツ開発者向け支援ライブラリで、360度撮影できるVRカメラからの映像をスティッチ(つなぎ合わせて)1つにまとめた映像を生成してくれます。
実際にVRカメラを使ってみたレポートです。

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M5Stackを試す2 (環境構築編)

前回は、M5Stackとはどんなものなのかに触れました。今回は、その開発環境についてまとめてみます。

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M5StackのコアはESP32というSOCなので、開発環境も他のESP32ボードと同じです。代表的なものは、ArduinoとMicroPythonです。ESP32専用のものとしてESP-IDFがありますが、やや上級者向けで、ツールチェーンと言えるものです。今回はこれら代表的な環境について取り上げます。また、M5Stackを汎用のESP32ボードとしてセットアップするより、M5stack用として公開されているものを使うほうが断然便利ですので、その説明がメインです。M5Stack専用の独自な開発環境も開発が進んでいますが、それらはどちらかというと(今のところは)教育用途と捉えたほうがよさそうです。

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