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アールテクニカ地下ガレージ

アールテクニカ株式会社の製品開発・研究開発・日々の活動です

IMAX Sydney 閉館とクリストファー・ノーランの言葉

IMAX 海外
Author

koss (社長)

さよならIMAX Sydney ― 世界最大のIMAXスクリーンよ - アールテクニカ地下ガレージに書いた予定通り、2016年9月25日でシドニーのIMAXシアターが閉館した。

 

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"COMING SOON"とか書いてあるけど、再開は3年後なんだぜ。建物から丸ごと建て直すということで、機材の運び出しが行われた模様。その様子が公式サイトに記録されている。

IMAXの巨大なフィルム供給機?セッティングマシーン?とか…

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歴代の3Dグラスとか…

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巨大なサウンドセットとか…

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…面白いものが見られる。カナダのIMAX本社に送り返すそうだが、つい最近まで動いていたものたちが、これからは歴史的資料にしかならなくなる瞬間だ。

そして最終日の、最後の上映の前に流された、クリストファー・ノーラン自身による『ダークナイト』の紹介と言うか前説。

www.youtube.com

簡単だが、日本語訳もつけておく。若干の意訳も含まれる。

こんばんは、クリストファー・ノーランです。

IMAXシドニーのリニューアル前の最後の上映にようこそ。

みなさんがこれから観る『ダークナイト』は、IMAXフィルムの素晴らしい描写特性を活かした世界で初めての劇映画です。もともとはオリジナルのIMAXフィルムの15/70(IMAXの巨大なフィルムの規格のこと)フォーマットで公開されました。もちろん今夜はそのフォーマットでご覧いただきます。

IMAXチームと私は、私が映画を作ったときに意図した通りの画の深みや解像感、そしてできれば興奮を、みなさんが今夜体験することにワクワクしています。

あらためて、お越しいただきありがとう。それでは『ダークナイト』をお楽しみください。

 

 教育ドキュメンタリー用途としか認識されていなかったIMAXフォーマットをほぼ初めて劇映画で使い、しかも商業的に初めて成功させてしまったのが、このノーラン監督なのだ。彼自身、頭の中に想う画を再現するためにIMAXを必要としたわけで、その旗艦シアターのクローズと、その最後を自作で飾ると言うのは感慨深いのではないだろうか。

ノーラン「『ダンケルク』は待ってくれないのね…」。

 

Author

koss (社長)

アールテクニカ株式会社 代表取締役。株式会社エイガアルライツ取締役として漫画『コブラ』などの寺沢武一作品を世に送り出すプロデューサーでもある。 「映画 / 音楽 / 生き物 / 宇宙 x IT」を人生のテーマとする。 昆虫の変態専門チャンネル「コーカサスTV」をUstreamにて配信中。みんな見てくれよな!

 

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